小野次郎 公式ブログ『ジローのおしゃべりサロン』

霞が関、総理官邸&永田町のすべてに精通する小野次郎のつぶやきとため息

今こそ思いきって!

企業献金廃止に関する18日夕方の総理インタビューを見て、正直がっかりした。

「企業献金が悪という考えにはくみしない」「正当性について最高裁判決がある」「長い歴史の結果、今の企業献金がある」(要約)。

企業献金の廃止は今後の法規制の問題だから、憲法問題の判例は無関係であり、「長い歴史」とは、言い換えれば「ドロドロのしがらみ」ということである。常識的に、特定企業から多額の資金が渡れば、政治が歪められることに繋がる。政治資金の現状を納得している国民は少ないだろう。

政治資金のルールやモラルに関しては、日々自転車操業でやりくりしている政治家には言い出せない。だからこそ最高位にある総理大臣には、改革を進める大きな責任がある。

企業献金全廃を提唱したのは、政治資金収支報告に疑惑が掛かる小沢民主党代表で、「開き直り」の批判が出るのも当然である。だが、問題提起に対して、即座に現状擁護のコメントをしてしまうのは、少々「うかつ」過ぎないだろうか。いなしたり透かしたりせず、正論であれば取り上げるべきである。

総理の発言後、自民党内から企業献金廃止の声が上がらないのも全く不甲斐なく、党の代表に対して責任追及の声を上げられない民主党と何ら変わりがない。

私の立場は以下のとおりである。

1.企業献金は廃止し個人献金に一本化。
2.寄付の税額控除を認め、個人献金を奨励。
3.企業からの献金を可能にしている政治資金パーティは廃止。
4.迂回や仮装、偽造、隠滅などの不正行為は重罰化。
5.献金に頼らないで済む公的支援の充実

ルールを替え、新ルールの元でお金の掛からない政治活動を考えれば良い。そうすれば自民党は、必ず多くの国民の支持を得ることが出来る。

今こそ、国民の目線そして常識に沿って、実効性のある企業献金廃止を実現したい。


本日の行動について

今回、私は定額給付金の内容そのものに反対ではありませんでした。
ただ衆参両院での審議状況、国民世論の動向を見る限り、政策の効果に対する理解や支持は広がっておらず、政府与党から何らかの歩み寄る姿勢が必要であると思いました。
参議院側との両院協議会の開催までも拒んで、直ちに三分の二の再議決を進めた手続きに対して、政治家として思うところがありました。
党の方針も尊重しなければならず、総合的に考えた上、自分としては採決の場にいることは不本意であったので、退席しました。

今後とも私の真情をご理解の上、ご支援を願います。

                                     平成21年3月4日
                                  衆議院議員 小野次郎