小野次郎 公式ブログ『ジローのおしゃべりサロン』

霞が関、総理官邸&永田町のすべてに精通する小野次郎のつぶやきとため息

国民目線の公務員改革を その1

 国民に選挙で選ばれた政治家が、試験をパスして公務員になっただけの官僚に操縦されるのでは真の民主政治ではない。「方針」は政治家が決定し、「実施」は官僚が担当するのが本来の姿。民主党政権は、「政治主導」という言葉が好きだ。官僚に対して、「政治家上位」と言うのだろう。しかし、選挙の結果次第で目まぐるしく変わる政局の中で、政治家が思いつきで実施中の政策を変更して良いものでもない。

 国民に直接接して、金銭の徴収、立ち入り、代執行、収用、補償支払など権力を行使し、また不服審査や取消訴訟の相手方になるのも行政の方だ。それだけに、政治と異なり行政には、公平性、継続性などが求められる。政治家の顔色を覗うだけの“パシリ”的行政では国民は不安になる。公務員は政治家の使用人ではない。基本方針は政治が定めるとして、実施段階では、官僚が行政の責任者としての自覚を持たなければならない。その限りで、政治家も官僚のつかさどる領域を認めてやる必要がある。

 大多数の公務員は、国家と国民に奉仕する想いで仕事をしている。僕の理想は、国民に奉仕するまじめな公務員がやりがいを持てる職場を作ることだ。公務員改革とは、歪んだ実態を正して本来の姿を実現することだと思う。それは、第1に行政サービスの向上を図ることであり、第2に税金の無駄遣いをなくすこと、第3に官僚の利益のために政治に介入する可能性を排除すること、そして最後に合理性のない官僚の既得権を廃止すること、などであろう。

 官僚を20数年、「政」と「官」のつなぎ目にある総理秘書官を4年半、さらに代議士を4年勤めた自分の経験は、この分野の改革にとって希少なものである。次号には、公務員改革に関する幾つかの具体的な提案をしてみたい。

コメント

一国民として

>国民に選挙で選ばれた政治家が、試験をパスして公務員になっただけの官僚に・・・

官僚は高いハードル(試験)をパスしている有能な人材だと思っています。
その人間を使いこなしたり使われたりではなく、力を合わせて国益を重視した政策をとって欲しいと、一国民として願っております。




明日の街頭演説、楽しみにしています。

  • 2010/04/03(土) 03:37:58 |
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  • 男爵 #tHX44QXM
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  • 2012/05/01(火) 15:17:28 |
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