小野次郎 公式ブログ『ジローのおしゃべりサロン』

霞が関、総理官邸&永田町のすべてに精通する小野次郎のつぶやきとため息

いつでもサマータイムを。

 夏至も近づき、最近ではだいぶ日が長くなってきました。だからという訳ではないでしょうが、ここへ来て国会内では、我が国にサマータイムを導入しようとする動きが活発になってきました。主として、社会全体の省エネルギーの目的から実現を図ろうとするものであり、具体的には、3月の最終日曜の深夜に1時間時計を進め、10月の最終日曜に1時間時計を戻すという方法です。僕は、かつてフランスに5年間暮らしたことがあり、経験者の立場から、通称サマータイム議連に加盟して活動しています。

 ところで皆さんは、窓に付いているカーテンの3つの機能を区別しているでしょうか?
 外から覗き見られるのを防ぐ機能は、洋の東西を問わないでしょう。寒冷なヨーロッパでは、次に、窓から熱が逃げるのを防いで暖房効果を高める保温機能を重視するでしょう。これに対して、日本では、カーテンの第3の機能である遮光機能に重きを置いているように思います。欧米人と比べて、東向きや南向きの部屋にこだわることが多い日本人にとっては、早朝に陽光で目が覚めてしまうことを避ける目的で、カーテンの機能を考えているように感じます。
 動物として「日出でて起き、日入って憩う」というナチュラルライフが、一番健康的だそうです。日が昇っているのに室内を暗くして寝ているのは、自然に反しているように感じます。だから、サマータイムを導入することによって、省エネだけでなく、日の出の時間以降の生活が、合理的なものになることを期待します。

 これまでサマータイム導入に対する反対は、大略二つありました。まず、夕方の労働時間が延びることへの不安であり、もう一つは春と秋に時計を進めたり戻したりすることに伴う手間や経済的ロスの点でした。特に都会における生活の24時間化が進行している今、サマータイムの導入により、直ちに残業による労働時間の延長には繋がらないでしょう。他方、「半年ごとに時計の針を動かす」ことから生じる手間やロスは、理解できない訳ではありません。

 その意味で、現在のサマータイム構想でも賛成ですが、僕のオリジナルなアイデアは、標準時を通年一時間進めてしまう「いつでもサマータイム」の方です。
 韓国では、明石市よりずっと西に位置しながら、日本と同じ時間を使っています。英国グリニッチよりも、かなり西に位置して朝が遅い筈なのに、スペインやポルトガルでは、英国より1時間時計を進めているフランスやドイツに、標準時を合わせています。僕は国内でも、最も東に位置して朝が早い北海道の札幌と、逆に西に位置して朝が遅い鹿児島の両方に暮らしたことがあります。ヨーロッパと国内各地に住んでみた経験から、我が国のように中緯度にある国では、秋冬で1時間、春夏の期間なら2時間くらい時計を進めてもやっていけると感じます。だから、サマータイム導入をめぐる今後の議論の際に、「時計の針を動かす」ことから来る問題で反対があるようであれば、いっそ、一年中今より1時間時計を進めるという単純な解決策もあるだろうと考える次第です。この方法でも、省エネとナチュラルライフ双方の目的を達することが出来ます。

 いずれにせよ、地球温暖化防止待ったなしの現在、新しいサマータイムの導入が必要となっており、僕としても早期の実現のために、努力してまいります。どうぞ皆さんも応援して下さい。

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