小野次郎 公式ブログ『ジローのおしゃべりサロン』

霞が関、総理官邸&永田町のすべてに精通する小野次郎のつぶやきとため息

「普天間交渉秘録」についての所見

 守屋武昌氏の「「普天間」交渉秘録」に僕の名前が度々出ている事は知っています。

 いろんな方から「中身は全部真実なの?」とか尋ねられますが、この件に限らず全ての案件について僕は、"作らず、残さず、持ち帰らず(記録は作らず資料は残さず)"の「秘書官三原則」で通してきました。「三原則」は自作のものですが、そのほうが秘書官を辞めた後も心安らかに過ごせるだろうと着任当初に直感したからです。

 このため研究者の方には申し訳ないのですが、著書の事実関係について、きちんとした検証に耐える内容を持ち合わせません。また、僕は05年8月15日に秘書官及び公務員を退職して衆議院選挙に出馬、衆議院議員に転出していますので、退職・出馬時点以降の事実関係について全く関与していません。06年にも僕が在籍していたかのように読める部分は、記憶違いと思います。

 さらに、防衛内の他人脈、内閣官房などの認識と対比してみた場合、著者の認識こそが「真相」であるかの様に記している点も気になります。総理秘書官は“耳年増”な面があり、長くやっていると、聞き役に回りながらも広い範囲が見えているものです。全体像を把握するためには他の資料も読み合わせる方が適切でしょう。


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