小野次郎 公式ブログ『ジローのおしゃべりサロン』

霞が関、総理官邸&永田町のすべてに精通する小野次郎のつぶやきとため息

「国」って何ですか?- 薬害肝炎患者一律救済に想う -

 暮れの三連休の中日である12月23日に、福田総理が発表した患者一律救済の決断は、見事だと思う。
 
 そもそも、「国としては、一律の救済には踏み切れない」などという場合の「国」とは、何を指しているのかと、常々疑問に思ってきた。
 僕の考えでは、「国」とはわれわれ国民一人ひとりのことではないか?また、国の予算とは我々が納めた税金の集まりに過ぎないはずである。
 
 学校のクラブ活動でも町内会でも、前例のない問題が生じて、メンバーから集めたお金から出費してよいか、悩むことがあるだろう。基本的には、みんなの了解が得られれば、オーケーのはずである。自分自身や親類・友人が薬害で肝炎にかかる境遇におかれたとして、おおやけから救済を受けることに反対する人はいないだろう。倫理や道徳に反することでない限り、それが「国」の意思にならなければおかしい。何か、我々の体や意識からかけ離れた場所に、救済出来るとか出来ないとかのたまう「国」という名前の別人格が存在するわけではないはずである。

 結果的に総理の決断を強く支持すると共に、総理お一人の決断がなければ、誰一人物事の自然な見方を表明出来ない厚生労働省、法務省、内閣官房の役人諸公の姿勢は、人として情けないと思う。
 たまたま、21日には官邸に年末のご挨拶に伺い、福田総理秘書官には、「小泉さんのハンセン病国賠訴訟控訴断念のサプライズのときだって、役所はこぞって控訴以外の選択肢はあり得ないと言っていた。しかし結果的には、厚生行政や司法秩序に大混乱など起きなかった。」と耳打ちしてきた。
 
 新聞には政府与党の大政治家が、事前に総理に進言していたと書いてあるので、そちらが真相かもしれない。でも、僕は「人の役に立ちたい、自分なら役に立てる」という意気込み、悪く言えば思い込みで政治家を志した。何かしら今回の決断に、一議員の切なる想いが通じたとしたら、望外の幸せである。

 これからも、“つぶやきジロー”は頑張るぞ!

テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

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