小野次郎 公式ブログ『ジローのおしゃべりサロン』

霞が関、総理官邸&永田町のすべてに精通する小野次郎のつぶやきとため息

早く領収書が必要な身分になりたいよ。 - 「政治と金」の法改正に思う -

  今回、超党派の協議によって政治資金報告には、きちんと領収書を付けると共に、外部の監査を受けてから提出する法改正が成立した。

 今年2月予算委員会で、安倍総理に法改正を求めた際には、「小野さんのような(慎ましい)活動をしている方もいれば、そうでない方も居られるから、与党内で良く検討してほしい」という趣旨の答弁だった。一国の総理から、清貧な政治家の折り紙を付けてもらったが、当時すべてに領収書を付する法改正を主張する意見は、党内ではまったく少数派であった。それがわずか10ヵ月後に法改正が実現するのだから、政治の世界はまったく「早く言った者勝ち」だと思う。
 11月頃の法改正骨子に、「第三者機関の設置」が入っていたので、僕は役所の組織を焼け太りさせることに反対した。代わりに弁護士、公認会計士、税理士による外部監査の導入を提唱してこちらは実現した。「官から民へ」は、小泉さんの口癖だったので、今回も民間の方に新しい仕事を作って上げられたと密かにほくそ笑んでいる。今はたかだか700人の国会議員に関する政治団体だけが対象だが、こうしておけば、いずれ地方の首長や議員に対象が拡大された時には、ちょっとしたビジネスに拡大するかもしれない。政治改革を、前に進める意見が民間から出てくれば力強い。

 僕は政治家になって日が浅く、政治資金も多くは集まらないので、事務所は少人数の秘書で慎ましくやっている。それでも印刷物を用意して、後援会員に郵送したり、会議場を借りて集会を開いたりする費用は馬鹿にならないので、頂いた寄付はそちらの経費に充てている。節約のため朝晩は、電車通勤にして専用車は持たないが、都内での移動に使うタクシー代などは歳費、つまりサラリーから出さなければならない。「領収書は要りますか?」と運転手さんに聞かれる度に、一瞬答えに迷ってしまう。ミエを張ってレシートを受け取ることもあるが、結局、ポケットマネーだから貰ってもそれを出すところがない。今回の法改正は、お金がたくさん金庫にあってその使途の説明に領収書を付けて行う場合に関するもの。ただでさえお金がない事務所にとっては膨大な処理に手を焼くなどという心配もあまりない。時々、領収書を貰って、代金を請求できる身分の政治家を羨ましいと感じる自分を戒めている。

テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

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  • 2008/01/04(金) 23:55:03 |
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