小野次郎 公式ブログ『ジローのおしゃべりサロン』

霞が関、総理官邸&永田町のすべてに精通する小野次郎のつぶやきとため息

小沢代表辞任に思う

小沢民主党代表の辞任記者会見をテレビで見た。「決断が遅い、認識が甘い」というのが、僕の率直な印象である。

辞めるのは「党代表」のポストだけであって、「離党」や「議員辞職」は考えたこともないと、力を込めていた。公設秘書逮捕から既に2か月、フレッシュさとクリーンさが売りの民主党のイメージをどれくらい失墜させたかご本人は深刻に感じていない。

3月中旬以降の「なぎ」状態の政治を、「辞めない一郎、降りない太郎」政局と評する評論家がいる。世間一般に映る自分の姿を、トップはなかなか分からない。昨日の会見を見る限り、小沢氏も、代表を辞めないで済むと最近まで考えていたように感じられる。

総選挙を控えているのに、党首とのツーショット写真をポスターに使う議員は、自・民どちらも「まれ」である。各議員は、党首のイメージでいっしょくたに地元有権者から評価されたくないのである。

「辞めない一郎」が辞めることになった。次の党代表は誰になるのか、正直、気になる。当初から代表辞任が適当という世間一般の見方を、率直に口にすることが出来た民主党議員は数えるほどである。小沢氏の影響力を引き続き頼りにする新執行部であれば、国民はすぐにそれを見抜いてしまうから、イメージの回復にはつながらないであろう。

他方、小沢氏から距離を置いて、清新なイメージの回復を天命と考える新代表が誕生したら、企業献金の廃止、世襲制の制限などの課題について、速やかに、民主党としての政策を打ち出してくるだろう。与党自民党の側は、再び厳しい状況に追い込まれる。

2007年の参議院選挙前、「膨大な光熱・水道代」とか「5万円以上の領収書」が問題になったとき、自民党は政治資金規正法の改正を打ち出すことが出来ず、これが大敗北の一因となった。

派閥均衡と長老支配が前提の党内議論でお茶を濁さず、党として国民に対する明確なアピールが必要である。党内若手議員グループからは、政治改革の具体的な提言がいくつも党本部に提出されている。執行部は、世論の眼の前で、相手方に勝るリーダーシップを発揮しなければならない。
 
篠田陽介議員(愛知1区)、平将明議員(東京4区)、牧原秀樹議員(埼玉5区)、山内康一議員(神奈川9区)と僕のことを、「若手元気5人組」と呼ぶ先輩議員がいる。党内から改革を求める我々を、「若いな」と冷やかに見る向きも多いが、「イチロー、タロー何するものゾ、俺はジローだ!」の意気込みで今後も頑張りたい。

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